一軒家での生活に限界ってありますよね？

ウチの親父がJRに勤務していますので、現在の一軒家に引っ越して来る以前は社宅に住んでました。
最初の社宅は、4階建てで我が家は4階の一室に住んでました。
当時、ウチが通っていた幼稚園の屋根が見えました。
ずっと住み慣れてきた社宅だと言うのに取り壊しが決定となり
物心つく以前から通っていた散髪店やスーパーetc...
人生初めてのリアル引っ越し作業は本当に大変でした。
引っ越し当日は、雨の降る寒い日でしたので…。
隣の部屋は既に引っ越し済みで空き部屋となってましたので
ウチらは空き部屋となった場所でトラックに荷物の積み込みが完了するまでの間
身体を震わせながら作業が終わるのを待ってました…。

長年住み慣れてきた社宅と別れ…次の社宅へと引っ越しました。
（最初に住んでいた社宅は既に取り壊され、別の住宅へと変貌を遂げてました）

次の社宅では最初の社宅とは異なり、1階の部屋でした。
4階と1階の部屋では余りにも差がありすぎました。
夏は地面からの熱気で蒸し暑かったり、梅雨にはジメジメしていて頻繁にカビが発生する恐れがありますので壁掃除をしまくってました。
冬は天然の冷凍庫と言うぐらい寒くて…布団の中から出たくないと感じた事がありました。
2度目の社宅では、物置と言ってよいぐらいの狭い個室生活でした。
この頃は、テレビ（まだアナログ用）とマイパソが置かれたデスクと椅子。
布団を敷いて寝るのが精一杯な日々でした…。

1番嫌だったのが、台所に巣くう黒いG（敢えて言うなら）。
ムカデ、アリ、ダンゴムシが我が物顔で室内に現れる事です。
1階は特に酷いし…ドアを開けて外に出ると壁やら天井やらにムカデが大量発生は当たり前でした。（もうムカデなんか拝みたくないと感じました）

2度目の社宅も取り壊しが決定となり、今現在住んでいる一軒家に引っ越しました。

当初は一軒家の部屋の数の多さに驚きました。
個室も畳敷きの和室ではなく、フローリングの床による洋室が自分の部屋になるのかと。
我が家は、1階が部屋（洋室2、和室1）。2階が台所、洗面台、風呂場と部屋（和室1）の構造になっています。
水回りが2階と言う珍しいタイプです。（トイレは1階と2階に各々あります）

引っ越してから数年…今では、親父と母、ウチ、妹と犬（ミニチュアダックスフンド）2匹で暮らしています。（姉貴は、既に一人暮らし中）
妹も何れは再び我が家から引っ越して一人暮らしをすると言っています）

確かに一軒家は良いかもしれません。
ウチが此の場にて言うのはアレかもしれませんが、今住んでいる一軒家に引っ越して来るのが遅すぎたんだと思います。
今までは社宅暮らしと言う事もあり、平屋の一室と言う多少の狭さに目を瞑れば悪くはありませんでした。
ですが…今の一軒家暮らしは…正直辛いです。
我が家はリビングや水回りが2階であるが故に、洗濯物とか干したり、台所で何かを作ったり
風呂に入る為に階段を何度も行き来を繰り返さなければなりません。

それ故に、階段を上がるのが辛いと感じる事が頻繁になりました。
（犬2匹を飼っていますから…犬を抱っこした状態で階段を上がる時が特に）

社宅とは異なり、一軒家なので広い範囲を掃除しなければなりません。（階段や外側の道路も）
犬2匹飼っていますから、「犬の鳴き声が五月蝿い」と言う苦情が来ます。
こっちだって好きで吠えさせている訳じゃないのに、とんだ言いがかりだ。

最近、今の住んでいる一軒家での生活に漠然とした不安を抱えています。
今は良いんです…親父も母も居ますから…。
ですが…何れは妹が再び我が家を出て一人暮らしをし、考えたくはないのですが
親父と母が万が一の事となり、ウチ一人になってしまったらと…。

一人暮らしで一軒家での生活は余りにも広すぎるし…限界だってあります。
寂しくて…怖いです…。（寝室が1階なので…）

観光名所として人気の高い…お台場のマンションで生活している人達が本当に羨ましいです。
お台場在住の人達は本当に楽しい日々を過ごしてそうですし
何かしらの悩みを抱えていても"お台場"と言う景色が、吹き飛ばしてくれそうで…。

嗚呼…お台場に住みたい。